会長挨拶

万代昌紀 顔写真
第58回⽇本⼩児放射線学会学術集会
会長 岡﨑 任晴
(順天堂⼤学医学部附属浦安病院⼩児外科 教授)
第58回日本小児放射線学会学術集会の開催に際しましてご挨拶申し上げます。この歴史と伝統のある本学術集会を2022年6月3日(金)~4日(土)に千葉県浦安市J:COM浦安音楽ホールに於いて開催させていただくことになりました。誠に光栄に存じます。
 本邦における小児放射線医学の歴史は欧米に比べると浅く後塵を拝しておりましたが、本学会の設立により飛躍的に発展いたしました。現在少子化が進行し小児医療の重要性が増すなかで、本学術集会は放射線科医、小児科医、小児外科医が一堂に会し、主に小児疾患の診断・治療について討議討論を行う貴重な機会であります。
 そこで今回「不断前進、小児放射線学:子どもたちの未来のために」をテーマといたしました。「不断前進」は順天堂大学の理念であり、現状に満足せず常に高い目標を目指して努力する姿勢であります。小児医療に携わる私どもが、子どもたちの未来のために不断前進で小児医療の発展に取り組んでまいりたいと思います。
 新型コロナウイルス感染症感染拡大から1年以上経過しておりますが、予断を許さない状況が続いております。多くの学術集会・研究会がオンライン、ハイブリット形式となり、私どももそれに慣れてスムーズに、スマートに会が進行するようになりました。しかし、そろそろ実会場でface-to-faceでの熱いディスカッションが待たれるところであり、若手医師にも改めてその魅力を感じてほしいと思います。第58回学術集会が開催される時期には平穏を取り戻し、浦安市でのフル開催を目指し、実現できますことを、切に願っております。
 浦安市は東京ディズニーリゾートと林立するマンション群とで、新しい街の印象をお持ちの方が多いのではないかと思います。その一方で、古くは漁業の町で、今でもその風情が残る地域もございます。多くの方々にご参加いただいて、学術集会を実りあるものにしていただけますよう、また新旧入り混じる浦安を楽しんでいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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